― いのちを与えるイエス様のように―
嵐の夜、船は暗い海の上で揺れ続けていました。
水夫たちは、こっそり自分たちだけ逃げようとして、いかだを海に下ろします。
彼らの心は「自分を守ること」でいっぱいでした。
でも、その同じ船の中で、まったく違う姿を見せた人がいました。
パウロです。
🌿 自分のことより 他者の救いを思う
パウロは捕らわれの身でした。
自由もなく、立場も弱いはずなのに、
彼は船にいる全員のいのちを気にかけていました。
「食事をしてください。
これで助かります。
あなたがたの髪の毛一本も失われません。」
自分が助かることを願う水夫たちと
みんなを救おうとするパウロ。
そのコントラストは、まるで暗闇と光のようです。
🌿イエスさまのように
パウロはパンを取り、
神に感謝し、
みんなの前でパンを裂いて配りました。
これは、かつてイエスさまが弟子たちや人々にパンを裂いて与えた場面を思い起こさせます。
野原で多くの人々を養い、
過越しの晩餐で弟子たちに聖餐を教え、
エマオの途上で二人の弟子にいのちの糧を示されました。
どの場面でも、
イエスさまは人の「いのち」を守り、養われました。
パウロも、
イエス様と同じ心で動いたのです。
🌿 神の守りは「髪の毛一本」にまで及ぶ
「髪の毛一本も失われない」
という言葉は、神の守りの細やかさを示しています。
大きな嵐の中でも、
神は一人ひとりを見ておられ、
そのいのちを大切に扱ってくださる。
私たちがどんな状況にいても、
神の目は私たちから離れません。
🌈 今日の祈り
主よ、
いざとなると、水夫のように自己中心に傾きやすいのが人間です。
どうか私にあなたの愛を与えてください。
あなたの心を私の心としてください。
あなたは神の毛一本さえも失わないように守ってくださいます。
不安の中でも、あなたに信頼し、
愛の行動をとらせてください。
人々のいのちを救い、生かすために、
私をご自由にお用いください。
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