―顔と顔を合わせて語る恵み―
ミレトスにいたパウロは、急いでエルサレムへ向かう旅の途中でした。
それでも彼は、エペソの長老たちをわざわざ呼び寄せました。
自分が直接行くと騒動が起こるからです。
手紙で済ませることもできたはずです。
しかし、パウロは「どうしても直接会って語りたい」と願ったのです。
その理由を考えると、深いメッセージに気づきます。
🌿顔を見てこそ伝わる
パウロが語った内容は、
まるで遺言のような重みを持つものでした。
- 涙をもって仕えた日々
- これから起こる試練
- 群れを守る責任
- 神のことばへの委ね
これらは、紙に書いて送るだけでは伝わりません。
声の震え、眼差し、沈黙の重さ、祈りの温かさ。
人の心は、顔と顔を合わせるときに最も深く触れ合います。
🌿デリケートな警告は、愛のまなざしと共に語られる
パウロは長老たちに、
「凶暴な狼が入り込んで荒らす」(29節)
「あなたがた自身の中からも曲がったことを語る者が起こる」(30節)と警告しました。
これは手紙で伝えれば誤解や不安を生む言葉です。
しかし、
パウロは彼らの顔を見ながら、
愛を込めて、誤解なく、
心に寄り添いながら語りました。
大事なことを語るときこそ、愛のまなざしが必要なのです。
🌿 祈りと抱擁は、手紙では表せない
最後に、パウロは長老たちと共に祈り、
彼らは泣きながらパウロに抱きつきました。
この場面は、手紙では絶対に生まれません。
神の家族としての絆は、共にいるときに深まります。
🌿 神は「直接会うこと」を通して働かれることがある
私たちも、
「LINEでいい」「電話でいい」「配信でいい」
そう思うことがあります。
しかし、神は
集まっている場の中心におられる方です。
そこに、
神が特別な恵みを注がれることがあります。
🌈今日の祈り
主よ、
つい楽な方に傾きやすいのです。
必要なときには、
LINEや電話でなく、
立ち上がって一歩踏み出し、
顔と顔を合わせる勇気と気力を与えてください。
その人を愛せますように。
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