2026年6月18日木曜日

パウロとエリマ | 使徒13章8-12節 | 2026.6.19(金)

 ―光に照らされるとき、人は本当の自分と向き合う―


パウロとバルナバは、キプロス島で総督セルギウス・パウルスに福音を語っていました。  

この総督は、真理を求めて神のことばを聞きたいと願っていました。


しかし、そばには エリマという魔術師がいて、  

総督が福音を信じないように、あれこれ邪魔をしていました。


エリマは総督にとって「助言者」のような立場で、  

政治的にも精神的にも近い存在だったと考えられます。  

だからこそ、総督がパウロの話に心を向けるのを恐れ、  

自分の影響力を失いたくなくて妨害したのでしょう。


 🌿 エリマとパウロ ― 二人の「意外な共通点」


実は、エリマとパウロには驚くほどの共通点があります。


 ✦ 1.どちらも“家系”の影響があった

- エリマは魔術師の家系に生まれ、  

  霊的な力を扱う専門的な訓練を受けてきました。  

- パウロは、ベニヤミン族の家系で、  

  厳格なパリサイ派として育ちました。


どちらも、  

生まれ育った環境が彼らの道を形づくっていたのです。


 ✦ 2.どちらも“神の道を妨害した”  

- エリマは、総督が福音を聞くのを妨げました。  

- パウロは、かつて教会を迫害し、  

  クリスチャンを捕らえるために走り回っていました。


二人とも、  

神の働きを止める側に立っていたのです。


 ✦ 3.どちらも“神の光に触れ、一時的に盲目になった”  

- エリマは、パウロの宣言によって目が見えなくなりました。  

- パウロも、ダマスコ途上で主の光に照らされ、  

  目が見えなくなりました。

 立ち止まって  

 本当の自分と向き合うことになりました。


 🌿 しかし、二人の“決定的な違い”があった


 ✦ パウロは、光を受け入れた  

盲目になったとき、心を砕かれ、  

「主よ、私はどうしたらよいのでしょう」と問いました。


彼は 悔い改め、  

新しい道を歩むことを選んだのです。


 ✦ エリマは、光を拒んだ  

自分の力と立場にしがみつき、  

神のことばを妨げ続けました。


その結果、  

光は彼を照らしたが、  

心を開いて悔い改めることをしなかったのです。


🌿 総督セルギウス・パウルスの姿  

総督は、  

エリマの妨害を見ても、  

パウロの語る真理を聞きたいと願い続けました。


そして、  

神の力を見て信じたと書かれています(13:12)。


彼は、  

「光を求める心」を持っていたのです。


🌈 今日の祈り  

主よ、私の心にも、  

エリマのような“頑なさ”が潜んでいます。

どうか  

あなたの光が照らすとき 

心を開き、  

あなたの導きに従うことができますように。

素直な心を  

今日も私に与えてください。

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