―失われた人を救うために―
アグリッパとベルニケは「道徳的に乱れた人物」として歴史に描かれています。
神さまは、そのような人々にも福音を届けようとされます。
ルカは、彼らを描いて読者に何を伝えようとしているのでしょうか。
🌿1. 福音を届けた事実
ベルニケとアグリッパの近親相姦の噂は、ヨセフスなどの歴史書に記録されています。
しかし、ルカはそのことを一切書きません。
なぜしょう。
ルカは彼らの道徳的問題よりも、神が彼らにも福音を語らせたという事実を強調しているのです。
🌿 2. 神は「どんな人にも」救いの手を伸ばす
アグリッパとベルニケは、
権力 、名誉、享楽 、混乱した人間関係の渦の中で「神の前に失われた人々」でした。
私もルカと同様、彼らについて記録するのをはばかるほど、その生き方はあまりにも乱れたものでした。
しかし、そんな彼らに福音を聞くチャンスが巡ってきます。
今回のフェストゥスへの表敬訪問です。(13節)
実際に彼らが福音を耳にするのは、26章です。
これは、神が
「どんなに乱れた人生でも、救いの対象から外れる人はいない」
ということを示している場面です。
🌿3. 神の救いは「汚れた人を遠ざける」ものではなく、むしろ「汚れた人にこそ近づく」もの
イエスが地上で出会った人々も、
- 罪人
- 遊女
- 徴税人
- サマリア人
- ローマ兵
こうした「宗教的に遠い人」でした。
アグリッパとベルニケも同じです。
これは、神の愛の広さを示す美しい場面です。
🌈 今日の祈り
主よ
罪人の頭のような私にも
あなたは救いの手を差し伸べてくださいました。
十字架の主を仰ぎ、
心から感謝を申し上げます。
私の内側の罪と汚れを根こそぎ取り除き、
あなたの聖なるいのちで私を生かしてください。
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