―5人の祈りと二人の派遣―
今回も疑問に答えながら読み解きます。
🌿Q1. なぜ1節に5人の名前が紹介されているの?
A.いろんな人が心を一つにしていたことを示すためです
アンティオキア教会には、背景のまったく違う5人の指導者がいました。
裕福なレビ人のバルナバ、外国出身の人、王宮で育った人、学者のサウロ…。
それぞれ違うのに「同じ主に仕え、同じ聖霊に導かれていた」のです。
ルカは、
「この教会は、聖霊によって一つにされていた」
ということを読者に示したかったのでしょう。
私たちの教会にもいろんな人がいますが、
神さまは、ひとりひとりの心を一つにしてくださいます。
🌿Q2. なぜ彼らは断食したの?
A.①エルサレムのような迫害がないので落ち着いて祈る時間があったから
*エルサレム教会は迫害があったので切に祈りましたが、断食していたとは書かれていません。
あまりにも切迫していたので、生き延びるための祈りが中心でした。
*アンティオキア教会は、断食をして礼拝とお祈りに集中できる心のゆとりがあったのです。
心静かに神さまにお会いするための時間だったのです。
A.②教会が大きくなり、次の一歩を神さまに聞く必要があったから
アンティオキア教会は、当時の教会の中でも特に元気で、
信者も増え、教師や預言者も与えられていました。
「教会をどう導いたらよいのだろう」
「神さまのお考えをお聞きしたい」
自分の考えや計画をいったん脇に置き、
主の導きを第一に求めるために断食しました。
A.③宣教の働きが広がり始めていたから
12章の終わりで、
- ヘロデが死んで迫害が終わる
- 神の言葉が広がる
- バルナバとサウロが戻ってくる
- 有望な青年ヨハネもやって来た
という「転換点」が起きています。
つまり、
神さまの働きが次の段階に進もうとしていた時期。
その中で、5人はこう思ったはずです。
「神さま、これからどう進めばよいのでしょうか。」
A.④断食は神の御声を聞くため
高齢の方が導きを求める場合は
食事を抜かなくても、 静まって祈る時間を少し長く取ることでも十分です。
🌿Q3. 2節の「わたしが召した働き」とは?
A. 宣教の働きのことです
①まず伝道と宣教の違いをお話します。
伝道=身近な人に福音を伝えること。
生活の場でイエス様を紹介する働きです。
宣教=まだ福音が届いていない地域・民族・国へ福音を届ける働き。
「送り出されて行く」ことが特徴です。
②バルナバとサウロは、宣教の働きが与えられました。
他の教会員は町の中で伝道をしていました。
でも、聖霊はこの二人を「さらに遠くへ行かせなさい」と 言われたのです。
③神様は、それぞれに働く場所と役割を与えてくださいます。
私たちは、自分が置かれている場所で伝道する「神様の働き」を委ねられています。
・誰かのために祈る
・誰かの声に耳を傾けて聞く
・愛し、慰め、必要なら励ます
・小さな証しをする
これらはすべて尊い伝道の働きです。
そして
・宣教師を祈りと献金で支えることは、
宣教に参加していることでもあります。
🌈 神さま
あなたは私に何を望んでおられますか?
私の心をあなたが望まれることにお使いください。
あなたが今日、行かれる所はどこですか。
私の足をご自由にお使いください。
あなたは誰に会わせてくださいますか?
私がその人を愛し、
その人の声に耳を傾け、
あなたの愛で寄り添うことができるように
助け導いてください。
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