使徒3:21には、
「イエスは…万物が改まる時まで、天にとどまっていなければなりません」
と書かれています。
この言葉は、イエスが今どこにおられ、何をしておられるのかを示す、とても大切な一節です。
では、なぜイエスは「天にとどまっておられる」のでしょうか。
🌿 大祭司として、私たちのために執り成しておられるから
ヘブル書は、イエスが今も天で
「いつも生きていて、私たちのために執り成しておられる」
と語ります(ローマ8:34 ヘブル7:25-26)。
イエスは十字架で救いを完成されただけでなく、
今も天で私たちを守り、導き、支えてくださっています。
これは「天にとどまる」中心的な理由の一つです。
🌍 異邦人が救われる時が満ちるまで
ローマ11:25には、
「異邦人の満ちる時」
という言葉があります。
世界中の人々が福音を聞き、救われる機会が与えられる。
この神のご計画が完成するまで、イエスは天におられます。
今はまさに「教会の時代」。
私たちが福音を伝える働きも、この大きな流れの中にあります。
🌱イスラエルの悔い改めと回復の時を待つため
使徒3章の文脈では、ペテロはユダヤ人に向かって語っています。
- 悔い改め
- イスラエルの回復
- その後に来る「キリストの再臨」
この順序が示されています。
イスラエルの回復は、旧約・新約の多くの預言に結びついており、
その成就を待つことも「天にとどまる理由」の一つです。
📜 旧約の預言がすべて成就するため
聖書には、まだ成就していない預言がいくつも残されています。
- ダニエル書の「最後の一週」
- ゼカリヤ書のイスラエルの悔い改め
- イザヤ書11章のメシアによる地上統治
- 詩篇2篇の「諸国を治める王」としてのメシア
これらがすべて整う時、
「万物回復」が訪れます。
⛪教会(キリストの花嫁)が整えられるため
エペソ5:27は、
「しみも傷もない栄光の教会」
がキリストの前に立つと語ります。
私たち一人ひとりが整えられ、
教会全体が成熟していくことも、
再臨の前に必要なプロセスです。
🔥聖霊の時代が続いているため
ペンテコステ以来、
聖霊が注がれる「恵みの時代」が続いています。
この時代が終わるのは、
神の計画が次の段階へ進む時です。
🕰️神の忍耐と憐れみのゆえに
2ペテロ3:9は、
「一人も滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられる」
と語ります。
イエスが天にとどまっておられるのは、
神が今も人々を招き続けておられるから。
その忍耐と憐れみの現れでもあります。
🌈まとめ
イエスが天にとどまっておられるのは、
単に「まだ再臨の時ではないから」ではなく、
神の救いの計画が完成するために必要な働きが、
まだ続いているからです。
- 天での執り成し
- 異邦人の救い
- イスラエルの回復
- 預言の成就
- 教会の成熟
- 聖霊の時代
- 神の忍耐と憐れみ
これらすべてが「万物回復」へとつながっています。
私たちはその大きな流れの中に生きており、
日々の歩みもまた、神の計画の一部なのだと気づかされます。
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