イエスさまが天に上げられた時、弟子たちはその場に立ち尽くし、
ただ空を見上げていました。
その姿は、私たちの人生にもよく似ています。
🌿長く生きていると
「あの頃はよかった」
「もうあの時のようには戻れない」
そんな思いが胸に浮かぶことがあります。
- 体力があった頃
- 家族がそばにいた頃
- 教会がにぎやかだった頃
- 自分がもっと働けた頃
失ったものを数え、懐かしい思い出に心がとどまってしまうことがあるのです。
弟子たちも同じでした。
イエスさまが共にいてくださった“あの頃”に心が向き、
その場から動けなくなっていました。
その時、御使いが語ります。
🌿どうして天を見上げて立っているのですか
これは叱責ではありません。
むしろ、優しく背中を押す言葉です。
「もう、過去にしがみつかなくていい。
主は天で生きておられ、これからの道を備えておられる。
あなたには、今歩むべき使命がある。」
🌿弟子たちはその言葉を受けて、
エルサレムに戻り、仲間と共に祈り始めました。
そこには、立場も性格も違う人たちがいました。
ペテロもいれば、トマスもいる。
イエスの家族もいれば、女性たちもいる。
考え方も経験も違う者たちが、“心を一つにして祈った”のです。
🌿彼らを一つにしたのは、
同じ主を信頼する心、
そして、キリストを証しするという同じ使命でした。
私たちの教会も、同じです。
- 年齢の違い
- 考え方の違い
- 生活の違い
- 信仰の歩みの違い
さまざまな違いがあっても、
「イエスに信頼する心」と
「キリストを証しする使命」は共通しています。
だからこそ、
心を一つにして祈ることが大切なのです。
祈りの中で、
聖霊は私たちを整え、
新しい力を与え、
次に進むべき道を示してくださいます。
🌿弟子たちが“あの頃”にとどまるのをやめ、
祈りの中で新しい使命へと歩み出したように、
私たちもまた、
過去の恵みを感謝しつつ、
今日の一歩を踏み出すことができます。
主は今も生きておられる。
あなたの人生にも、教会にも、
これからのために備えておられる道がある。
天を見上げて立ち尽くす時、
このことを思い出したいものです。
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